台風到来

土曜:
かなり大型の台風19号。

ピークは18時~24時で台風の中心円の東側では風が強く、西側では雨が強い予報。
風がそこまででなければ屋根が飛ばされたりの心配は無さそうですが、大雨による河川の氾濫や堤防の決壊が心配なところです。

日中から雨が降り続け、ピークを前にしてすでに怪しい状態。
日没前に避難道と川の水位を確認。
旧254からの新江川がかなりギリギリ。
ここが冠水すると東松山方面への脱出ができなくなります。

越辺川の天神橋はまだ多少のゆとりはあり。

正直、育った家で死ぬのならそれもまた良いのかなと思ったのですが、親が逃げる気満々だったので避難することにしました。
川島町は小学校や中学校が避難場所に指定されているものの、自宅よりも土地が低く微妙。
そこで事前チェックしておいた、東松山の環境センターの公園へ親も連れて車2台で避難です。
ここなら標高が高いし、トイレもあるので安心して車中泊できます。
海ほたるで風速30mオーバーですが、風は車が飛ばされるほどには上がらない予報です。

19時頃に就寝。
途中親が車のイモビライザーを起動させて叩き起こされましたが、その後また寝れました。
車中泊はいつもの事なので熟睡です。

日曜:
朝は6時半に起床。
チャリを積んでいたので見に行くと市野川はしっかり氾濫。
前日の新江川も氾濫。



旧254も冠水で通行止め。

とは言え国道254は通れそうなので、そちらから回って帰宅。
幸い家の周辺は全然無事でした。
徒歩で天神橋からの坂戸方面を見に行くと冠水で通行止め。

こちらはもはやいつも通りといった感じですかね。
越辺川はまずまずの増水でした。


夜に越辺川も天神橋で氾濫との警報が届きましたが坂戸側だったようです。

何はともあれ自宅は被害ゼロでよかったです。
日中は在宅ワークで過ごしました。
夕方になって川を見に行くとずいぶんと水が引いていました。

台風一過で綺麗な空模様でした。

さて、昨今想定外ということが数多く起こっています。
家の周辺も町内では高い場所となっているが、越水なら低い方へ流れるのでなんとかなるかもですが、土手が決壊した場合はおそらく駄目なくらい川は近いです。
そして土手はどこが決壊するかは予測不能。
結果的に今回はなんでもなかったですが、想定外まで想定しておくとなると非難しておくに越した事はありません。

そして、もう一つ気づきとしては、自分はあまり生に執着が無いようです。
37年好きなことやって気楽に楽しく生きてきたし、ここで終わっても悔いは無いなと。
生死の狭間に晒された時、生きる目的や活力が出てくるものです。