自律訓練法の実際


■所管
要約すると以下の内容の実践方法と歴史や実例を紹介している。
背景公式「気持ちが落ち着いている」
第1公式 安静練習「両手両足が重たい」
第2公式 温感練習「両手両足が温かい」
第3公式 心臓調整練習「心臓が自然に静かに規則正しく打っている」
第4公式 呼吸調整練習「自然に楽に息をしている」
第5公式 腹部温感練習「お腹が温かい」
第6公式 額部涼感練習「額が気持ちよく涼しい」

どちらかというと自律訓練法は精神病などの人向けの内容に感じた。
自分の場合自律神経の調律くらいの感覚だが概念は役に立ったきがする。
実際に上記の公式を行ってみると第一段階で寝落ちして先に進めなかった。
薬のプラシーボ効果などが認められているので自己催眠には一定の効果があるように感じる。

■ピックアップ
・自律訓練法は催眠を母体にしてつくられた自己催眠法の一種。

・無意識は氷山のように例えられる。海面に浮かぶ氷山(意識)の下には、何十倍もの氷塊(無意識)が隠れている。

・時間感覚。重要な要件で絶対に起きなければならないような時は目覚まし時計が鳴る前に目が覚めることがある。潜在意識では時間をはかっている。

やってはいけない健康法


■所管
コレステロールは低ければ良いわけではないと言うのは学びであった。

しかし、否定すべき点が数多くある。

寿命に関して1950年と近年を比べているがそもそもの医療制度や医療技術の発達が別次元なので比較にならいと考えられる。

タバコに関しては1966年と2012年で喫煙率は減っているが肺ガンは増えていると言っているがそもそも煙草の害は蓄積されるものなので現在喫煙率か低いので煙草が肺ガンの影響ではない事の否定にはならない。
また、平均寿命が下がっていることによりガン以外の死亡率が大幅に下がっている可能性もあり肺ガンの比率が上がっているという見方もできる。
ただ、煙草を吸うことでストレス解消になりそちらの効果の方が大きいと言う説には一理あるなと感じた。

ただ、事例に信憑性が薄く所々言っていることに矛盾が生じていた。

また、「やってはいけない~」というタイトルの割りに、やってはいけない内容は二割程度の割合でほとんどは~をすべきという内容であり、巷に溢れるただの健康本であった。