自由はどこまで可能か


■所感
リバタリアンの視点から様々な物事や問題に対しての考え方を語っている。
小難しい話も多いが、切り口が面白くなかった。

■ピックアップ
・マレー・ロスバード
徴税は泥棒、場合によっては強盗のやることと同じだと広言

・彼らの議論は、自分の労働、自分の努力で築いた富は、あくまで個人的なもの・私的なものであって、社会に何も負っていないという前提にたち、資産や所得(一言で「所有」と称しておこう)に関する課税そのものが本来不当なものであり、福祉国家の「再分配」などを「強制労働」(他人のために余儀なくされる労働)とみなし、課税を少なくとも極小限度にとどめようとする主張である。

・リバダニアリズムの顕著な特徴は「精神的自由や人権的自由だけでなく、経済的自由も尊重する」